【活動報告】8月19日ひかるかいじゅうになっちゃおう

イベント名:キリン福祉財団助成 ひかるかいじゅうになっちゃおう

日時:8月19日(土)17:00ー18:00 子ども:8人

  東海ナレッジネットでは、まち育ての実践者・研究者の延藤安弘さんが遺された蔵書5万5千冊の延藤文庫の資料・絵本のアーカイブや活用をお手伝いしています。延藤文庫について、東海ナレッジネットでの取り組みは、こちらの対話の会のレポートをご覧ください。

 

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 今年度は、キリン福祉財団の助成を受け、子どもたち、地域の人が、絵本を「つながりしろ」にして、親子、地域住民、子どもたちが集い、遊び、創造する機会をつくる取り組みを計画しています。8月19日に、延藤文庫の蔵書、5000冊の絵本から、絵本の世界観をモチーフにしたワークショップを実施しました。講師は、浅井雅弘さん。延藤先生がまち育てを実践された中区錦2丁目でも活動をしているアーティストです。

 浅井さんが考えてくださったのは、延藤文庫の所蔵の中から、モーリス・センダックの絵本、「かいじゅうたちのいるところ」のコンセプトを再現するというものでした。

 子どもたちがかいじゅうの国へ行き、かいじゅうに変身するワークショップです。かいじゅうの世界への入り口は、机の下の空間。子どもたちは、くぐってかいじゅうの世界へ行きます。大人は入れない世界です。これは、まさに、モーリス・センダックが大事にしていた世界観!

 

 

 プラスチックトレイや、紙コップ、お菓子の箱など、「大人がいらない」と捨てちゃうものや、暗い中で、ブラックライトを当てると光る素材を身体中に貼り付けて、かいじゅうに変身。子どもたちは、満足げな顔をして出てきました!

この日、会場となったスペースでは夏祭りも開催されていました。主催者は、絵本のように、かいじゅうたちが、かいじゅうおどりをしてくれることを期待していましたが、現実の世界に戻ったかいじゅうたちは、踊る間もなく、かき氷や輪投げゲームや唐揚げの元に吸い込まれ、いなくなってしまいました(笑)

 

こちらが講師の浅井さんです。