日時:7月31日(日)11:00ー16:00 参加者:23名
名古屋市南区の地域交流拠点シバテーブルで、子ども向け鉄道イベントを開催しましたので、報告します。(文責:山本茜)
1.シバテーブルってどんな場所?
マチの技術・家庭科室というコンセプトで地域の人、子どもたちが集う場として南区の商店街の空き店舗を活用してオープンしました。
ここは、名古屋市の図書館とも連携「ここにもライブラリー」としても運営されています。
ここにもライブラリーは、人が集う地域の場所に図書館の本に出会うアクセスポイントをつくる取り組みです。図書館の本が定期的に入れ替えられ、なんと借りることもできます!
2.イベントが生まれた経緯
シバテーブルに地域の方から古い乗り物絵本が寄贈されました。
せっかくいただいた絵本、どうやって活用しよう??
代表の白上昌子さんから東海ナレッジネットにご相談をいただき、「鉄道」といえば・・鉄道大好き!!な方と一緒に企画を考えてきました。
鉄道をテーマに昔と今に出会い、学べる機会、鉄道大好きな大人や子ども、地域にの方が集り、遊んで、学んで、語れる場として、「鉄道好き集まれ!シバステーションへ」を開催しました。
旅鉄GATEの武田幸司さん、Miyaさん、後藤慎哉さんを「鉄道マイスター」とし、ブルートレイントーク、新幹線トーク、特急列車トークを行いました。
昔ののりものの絵本には、当時では最新であるが、今は見られない電車も描かれています。
乗り物の絵本から鉄道の今と過去を知るお話をしていただきました。
古い乗り物の絵本は引き続きシバテーブルさんに展示されていますので、気になる方はシバテーブルさんへどうぞ!
様々に楽しむ参加者の姿が見られました。
お父さんが鉄道めっちゃ好きそう・・子どもはプラレールに夢中で遊ぶ・・
好きな鉄道のTシャツを着て、鉄道会社が販売しているオリジナルグッズを見せてくれる子どもたち。
そんな鉄道大好きな小学生と鉄道マイスターの皆さんとの鉄道の話で盛り上がる。
シバテーブルに置かれた本を読みふける人。
様々な過ごし方、楽しみ方をしていただきました。
ある小学生の男の子が「昨日ね、甲種輸送を見たんだよ!」と教えてくれました。
「コウシュユソウってなあに???」と聞くと、詳しく教えてくれました。
甲種輸送とは・・車両が自力で走らず、機関車と連結し牽引して輸送すること。
ふむふむ、新しくつくった車両を線路を活用して、納入先まで運ぶということなのですね・・
男の子は、JRの在来線で、新しい都営地下鉄の車両が輸送されるのを目撃したそうです!!
こんな感動を大人と子どもが分かち合える場があるって素敵だなぁと思います。
男の子のお母さんは、「鉄道が好きすぎるけど、周りに一緒に話せる子がいない。こんな場所あってよかったね!」と話していました。男の子は、「また来たい!!」と何度も言って帰っていきました。大人も子どもも好きなものを存分に楽しめる場があるって素敵!
そんな場をつくることができ、嬉しく思いました。
運営にご協力いただいた皆さんありがとうございました!