【活動報告】ファシリテーション研修実施報告

9月12日、19日ファシリテーション研修を実施しました。
9月12日、第1回は、ファシリテーションへの理解を深めよう 参加者:約40名
9月19日、第2回は、場づくりについて考えよう 参加者:6名
 
9月12日 ファシリテーションへの理解を深めよう
 
津村俊充先生(一般社団法人日本体験学習研究所(JIEL)とJIELの方にご協力いただきました。
 
ズームを使用したオンラインの研修となりました。
最初に、ブレイクアウトルームに分かれ、参加者同士がお互いを知る自己紹介の時間を取ったのち、グループの中で、起きていたことをファシリテーションの理論に照らしてお話いただきました。
 
ファシリテーション」という言葉が活かされる場を考える時、どんなことを考えるでしょうか。
会議やワークショップなどをイメージし、そこで何を話し合うか、どんなワークか、
どんなプログラムか・・ということを先に考えがちです。
しかし、それは目に見える「コンテント」で、氷山の一角であり、目に見えていない「プロセス」も影響をもっている。コンテントだけでなく、プロセスに働きかける、眼差しを向けることも大切。プロセスとコンテント、この視点をもつことは、個々人の関係性や関わり、それらが集まる場を考える上で、とても大切だと思いました。
 
参加者の方と、後日やりとりをしていて、
ファシリテーションはわかったけど、うっかり手を出せないんだなとも思ってしまった」
という声も聞きました。
 
とても奥が深いものだからこそ、難しく思えてしまいがちですが、自分の目の前にいる人
との関わりや話し合いを思い浮かべ、その場が少しでもよくなる・・
その働きかけが、ファシリテーションの初めの一歩で、何事もその積み重ねでしかない
のかなとも思いました。
参加した人それぞれが向き合う場に何かのヒント、力、関わる勇気につながればと思いました。
 
9月19日 場づくりについて考えよう
講師:稲葉久之さん(リーランスファシリテーター
 
第二回は少人数の定員での開催。
気になるテーマ、やってみたいことをメンバーで話し合い、実際に場を企画していく
ための、場づくりについて考える回でした。
場を企画する時の考え方、大切にしたいことをお話いただきました。
参加者は自治体、図書館、NPO・・と地域、テーマもさまざまな。
この場自体が、自分の思ったことを分かち合い、アイディアを出し合って、
コトを起こしていく場になるといいなと思います。
それぞれ興味にあることをお話してもらった後、
「教育についての場を企画したいなぁ・・・」「オンラインでわらべうたを楽しむ場をやりたいなぁ・・」という2つのチームに分かれ、企画を進めていくことになりました。
 
今後企画が開催されていきますので、お楽しみに!