東海ナレッジネットのオンラインのお話の場を開催しました。
◆ そもそも「パスファインダー」とは・・?
「パスファインダー」身近な図書館に設置されているかもしれませんが、手にとったことがない方も多いかもしれません。参加者の方に、知っていますか??と聞くと、「それは一体ナニを指すのかわかりません・・」という方もいました。
そこで、東海ナレッジネット代表の豊田さんに解説してもらいました。
こちらが、豊田さんが解説してくださった内容です↓
パスファインダーとは
pathfinder:原義は「道案内」「先導役」<利用者に対して,特定の主題(≒テーマ)に関する各種情報資源や探索方法を紹介・提供する初歩的なツール.><当初は一枚物のリーフレットとして提供されたが,現在では図書館ウェブサイトから電子的にも提供される.><個々の資料・情報資源が人為的に重み付けされた上で解題※を付してリスト化され,調べ方に関する解説もなされているため,単なるリストやリンク集とは異なる.>※解題とは?<特定の著作に対して,その内容,対象領域,成立事情,意義,他の著作との関連などを説明したもの.著者の紹介や著作の内容,編集方針に対する評価が加わることも。>
以上、<>内はジャパンナレッジ『図書館情報学用語辞典 第5版』より引用。()内は豊田が加筆。)
「〜について知りたいけど、何から手をつけたらいいかわからない」状態の時ありませんか?
やみくもに図書館や書店の本棚に手を伸ばして、難しすぎたり、そもそもがわからなかったり・・そんな時、知の森をわけいるための、見取り図、地図のようなものですね。
今回の取り組みでは、既存の「パスファインダー」にとらわれず、アイディアを持ち寄ってつくっていけたらいいなと考えています。
パスファインダーって何??を理解したあとは、グーグルスライドを共同編集モードにして、付箋にオススメの本や冊子やサイト記入して出し合います。
ファシリテーションについてこんなこと知りたい、わからないという質問も同時に書いていきました。
最近は、オンラインの場が多いから「オンライン」って項目はあった方がいいなぁ・・
会議で話さない人がいる時、どうしたらいいかなぁ・・
最近、よく聞く、「グラレコ」が気になるなぁ・・
「図書館で作成しようとすると、『自館に所蔵しているかどうか』って制約の中でつくるから範囲が狭くなってしまう。でも、これは関係ないから楽しいね・・」と図書館の方は言っていました。
なるほど!みんなで共有するパスファインダーは、特定の組織ではなく、メンバーが越境すコミュニティだから作成できるのですね。
どうやって入手するか?その方法も、学び合って考えていけたらいいですね。