【ファシリテーション研修 参加者実践企画】 「学びのカタチを考える」in 日進 ~子どものみらいのためにわたしたちができること~第1回

ファシリテーション研修 参加者実践企画】

「学びのカタチを考える」in 日進
~子どものみらいのためにわたしたちができること~第1回
開催概要:1月9日(日)13:00ー16:00 日進市立図書館
参加者:13名
(文責 稲葉)
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9月のファシリテーション研修参加者による企画、前回のわらべうたに続き開催された企画についてご報告します。

 

運営メンバーについて
研修参加者のなかで「教育」や「学び」をキーワードに集まった4人が企画を担当しました。メンバーの1人、ミッチーさんが以前イベントで視聴した映画「Most Likely to Succeed」をいろんな人に見てもらいたい、感じたことを語り合いたいという想いから企画づくりがスタート。更に日本の教育やこれからの社会・生き方についても語りたいというメンバーの関心から、1回目は映画上映会、2回目は語り合う場、と2回のイベントとして開催することになりました。

 

◆映画について
 映画「Most Likely to Succeed」についてはFuture Eduのウェブサイト
http://www.futureedu.tokyo/most-likely-to-succeed)をご覧ください。

 

当日の内容

新型コロナウィルス感染拡大への懸念も感じながら、じっくり語り合うにはオンラインではなく対面で、というこだわりも持って会場選定や準備を進めてきました。オミクロン株の拡大の最中ではありましたが、無事に開催することができたこと、お申込み下さった皆さんに参加頂けたことに、まずは安心しました。ミッチーさんの進行のもと4人のメンバーの自己紹介から始まり、約90分の映画上映。いろんなメッセージが込められた映画は、参加者にさまざまな気づきや疑問、もやもやや期待を提供してくれました。


10分の休憩をはさみ、後半は4つのグループに分かれて、映画から感じたことを共有しました。企画メンバーの4人がそれぞれのグループに入り、ファシリテーターとなって意見交換をすすめました。グループで話し合われた内容は模造紙に記録し、他のグループの内容をお互いに見て回り、最後に全体共有をして第1回目は終了となりました。

 

 未だ収束しない新型コロナウィルス。気候変動など地球規模の課題は他にも挙げればキリがありません。更にリアルとバーチャルの融合、AI(人工知能)の進化など変化し続ける社会に、これからを生きる私たちは、次世代の子どもたちは、どう向き合っていけばよいのでしょうか?私たち大人も自分が持つ価値観や「こうあらねば」と思う固定観念に縛られて漠然とした不安や違和感を抱えるだけでなく変わっていくことが求められているのかもしれません。映画をみながら、いろんなことを考えることができました。

 

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グループで話し合った内容を書いた模造紙を参加者で見て回りました。

 

 

次回 1月29日のご案内

次回、第2回は1月29日(土)午後2時から午後4時まで、会場は同じ日進市立図書館で開催します。第1回に参加されていない方も参加することができます。これからを生きる私たちに必要な「学び」について、みんなで考えてみませんか?
→定員まで、引き続き参加者募集中です。
 お申込みはこちらから https://nisshinedu1.peatix.com/


★新型コロナウィルスの感染状況によってはオンラインでの開催に変更になる可能性もあります。お申込みいただいた方には事前にご連絡します。

 

メンバーの感想

▶︎ミッチーさん
今回、司会進行を担当させていただきました。司会進行役の難しさを感じつつも、参加者の方々の前向きで温かい言動に助けられました。また、参加者の方々がそれぞれ自分ごととして考え、発言されていたのがとても印象的でした。楽しく充実した時間を過ごすことができました。ありがとうございました。

▶︎かにえちゃん
前半は受付などの裏方を、後半は参加者の方とのグループ討議をさせていただきました。
グループ討議では、上映した映画の感想に終わらず、今の自分の身の回りの生活やこれからの社会への展望と紐づけた議論も生まれて、実りある時間となりました。
参加者の皆様からも「良い時間だった」と言って頂き、非常に嬉しかったです。

▶︎チヅコさん
今回、偶然研修で出会った方々と企画をしました。打ち合わせの全てをオンラインで進めてきましたが、当日は協力しながらチームで運営することができました。
機械の操作やファシリテーターなどはじめてチャレンジすることが多かったですが、チームメンバーとワークショップメンバーの積極的な参加に助けられました。帰りに「こんなに考えたことはなかったし、もっと学ばなきゃって思いました。来てよかったです」と言ってくださった若い方がいて、とてもあたたかい気持ちになりましたし、自分で考える人たちが増えてこれば、未来は明るくなるな、と思いました。
私自身も楽しく参加できましたし、これから学びたいこともいくつか出てきました。

 

▶︎おだちゃん
チームメンバーで企画して、当日もチームメンバーで準備·打ち合わせしたことが貴重な体験でした。グループファシリテーターとしても、いい体験ができました。付箋紙に感想を書くことから始めたので、「これは、どういう感じの意味で?」とか「これと同じような感想ありますか?」とか聞きました。でも、慣れてくると、聞かなくても参加者自ら、相手の発言に自分の発言を乗せていったので、話の行方をみるやり方にしました。
ワークショップの中で、参加者同士の関係が柔らかくなったことが、嬉しい出来事でした。