みんなで地理情報を編集する地図サイト、オープンストリートマップの機能を活用した「みんなでテイクアウトMAP名古屋」を立ち上げました。
どんなサイト?どうやって入力するの?
そんな疑問に応えながら、編集するオンラインワークショップを開催しました。
新型コロナウイルス感染症の流行により、地域の飲食店さんは、営業自粛を強いられ、大変な状況にもなっています。そんな中で地域のお店を応援したい、そして、地域のことを知ることを楽しむ機会にもしたいという思いで、このテイクアウトMAP名古屋のサイトをつくりました。
テイクアウトMAP名古屋のサイトはこちら。
オープンストリートマップってなぁに???
このサイトは、「オープンストリートマップ」という、誰でもアカウントを取得することで地理情報を編集できるサイトを活用してつくられています。
誰もが編集に参加でき、二次利用ができる地図サイトです。
未来に残すアーカイブとしての地図
オープンストリートマップの普及に取り組む坂ノ下勝幸さんが、テイクアウトMAPのサイトのベースをつくってくださいました。そして、全国に賛同する人によりサイトが立ち上がっています。
最初に、このサイトへの想いについてお話をしてもらいました。
坂ノ下さんによると、現在、テイクアウトMAPは全国に100個もあるそうです・・!テイクアウトMAPのまとめサイトもあるらしい・・。
でも、バラバラにつくるとバラバラに保存されます。
数年後に、時間をかけてつくったものも確認できなくなってしまうかもしれません。
今回のこのサイトはオープンストリートマップに掲載された情報の中からテイクアウト情報を記載してある飲食店の情報を抽出して見えるようにするサイトであるため、情報がバラバラに保存されてしまうということはありません。
誰もが編集に参加でき、共有されるところに情報を残すことは、未来に残していくことにつながります。未来の人々の活動のためのエビデンスとしての記録という意味もあることをお話してくれました。
飲食店さんいらっしゃーい
せっかくだから、地域の飲食店さんの生の声に触れる機会にもしたいと思い、喫茶River(名古屋市中村区)のマスター堀江さんにご登場いただきました。
お店の情報はこちらです。
2018年にオープンした喫茶Riverは、名古屋駅の西口から徒歩5分ほどのところにあります。フリーペーパー専門店が併設されているユニークなお店。ホットケーキやクリームソーダが人気です。マスターの堀江さんはプロのダンサーであり、振り付けや企画のプロデュースもされています。演劇、アート、ダンスなどのパフォーマー、制作する人が集うお店でもあります。アーティスト支援への思いを持つ堀江さんが、コロナウイルスにより、活動の場を失われてしまったアーティストに対してしていきたいこともお話してくれました。
さぁ、編集してみよう!
喫茶Riverの堀江さんも一緒にアカウントを取るところからやってみました。
アカウントをすでに持っている方は、自分たちの行きつけのお店の情報を入力。
入力はブログを入力したりするようなイメージで簡単です!
わたしが入力したお店を紹介〜
自分が入力したのを画面でチェック!
お店の名前一つでも、掲載されると嬉しいですね。堀江さんからは地図の入力を体験してみて、また地図でできることも感じていただいて、地図を生かしてこんなことがしたいなぁ!というアイディア出てきました。
地域の人・お店の人・データ編集をつくるのが好きな人・・・が出会い、みんなで情報をつくり、生きた地図にしていきたいと思います。
ご参加いただいた皆さんありがとうございました!