活動報告:初めてワークショップやってみた!振り返り

 こんにちは、東海ナレッジネットの山本です。

 三重県亀山市の2023年新図書館開館に向けて、市民が考え、学び合う「市民ライブラリアン講座」(主催:より良い図書館をめざす会)で、ワークショップ方式で運営された講師の井戸本吉紀さんと振り返りをしました。

 井戸本さんとは、7月17日の東海ナレッジネットが担当した講座の際にお会いしました。 翌週に井戸本さんが、実施されるワークショップのプログラムについてご相談いただきました。そして、先日、実践した後の振り返りを東海ナレッジネットのメンバーとより良い図書館をめざす会の川辺さんもお誘いして行いました。

 井戸本さんは、講座では、「本・人・場」というテーマで図書館で実現したい企画のアイディアを出し合い発表するというプログラムをされました。運営の中で気になったこと、よかったこと、どんなことを目的に考えていたかを振り返り意見交換しました。

意見交換の様子

「グループ分けってどんなふうにするといいのかな〜?」
グループを指定することもあるし、グループづくりも参加者同士が知り合うきっかけにすることもあるな〜なんてお話していました。

〝そのワークショップがどんな目的なのか?そこから考えることが大事!〟

 プログラムを考える時の考え方を、東海ナレッジネットのメンバーのフリーランスファシリテーターの稲葉さんからフィードバックしていただきました。

 目的が大事!っていうことが、こんな場面につながるんだということは、実践の中で気づいていくことなのだなと思います。

 また、振り返りに一緒に参加した方からは、「当日どんな流れで進めるかだけでなく、途中の休憩をどこに入れるか、終わった後の時間にも余裕をもてるのも大事」という声も聞かれました。そこで人と人が出会って、話す場面がある・・それって対面ならではだね・・!

 井戸本さんのプログラムの振り返りから、みんなに共通する学びが生まれていく・・

 「まさに〝知の集積〟で面白かった〜」と参加したメンバーが後から、感想を伝えてくれました。

 東海ナレッジネットは対話やワークショップに取り組む一歩を応援したい

 会議や対話やワークショップを運営する、どんなプログラムかを考えてみる、自分がやってみることから実践が始まります。誰もがその一歩を踏み出すことができます。「プロ」「専門家」だけがすることではないと思いますが、なかなか敷居が高くなってしまうかもしれないですね。

「どんな場にするといいかな?」と気楽に相談できる場と、やってみたあとの振り返りの場をこんなふうにつくる、そして、それは他の人にとっても学びの機会になる。そんな場を今後もつくりたいな!と思いました。

 振り返りでは、実施したプログラムのことだけでなく、市民と行政との協働について、関係をつくるプロセスについて、色々な場面に共通することや、そして、今後新図書館開館に向けて取り組みたいことも話し合いました。

 また、楽しい企みができたらいいなと思います!